がごめ昆布の事 | 言葉と呼吸

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今日、やっとこさ

「ためしてガッテン」の再放送観ました。

とろろ昆布昆布・おぼろ昆布昆布

グルタミン酸やアルギン酸たっぷり!!

番組内で紹介された「がごめ昆布こんぶ

ヒナルカの故郷!!産なのです


「かごめ昆布」は車のタイヤのようにボコボコした表面の昆布です。

通常の昆布より、短くて幅広い感じです。


ベロ(地元では昆布のネバネバを“ベロ”と呼びます。)は

普通の昆布よりかなり強力で、

ネバネバしすぎて素手で持ちにくいのです!!


さらに色素(?)が凄く、

軍手をはいているのに関わらず、手が紫色になります(これ本当!!)。


地元の高校では、昆布漁のある時は

終わってから通学してOKだったのですが、

がごめで手が紫の状態で、学校行くのは若干恥ずかしかったです。


ちなみに高校時代の昆布の1日(養殖昆布編)


①3時半、両親起床


②4時、ヒナルカ起床(母親に起こされる)


③4時半、父とヒナルカで船で沖の施設に行き、昆布の水揚げ


④5時、水揚げされた昆布を、洗浄機械で綺麗にする(これが大変!!)


⑤7時半、洗浄した昆布を乾燥機にかける(7~8時間程だったかな…)


⑥8時、朝食


⑦9時、先日の昆布(乾燥後、湿らせたもの)を専用の機械に巻き取り、ピターっと真っ直ぐにした後、それを1枚1枚ずつ、規定の長さで織っていく(これ超大変!!)。この作業を16、17時ごろまで


⑧その間に、それ以前に織って平べったく積み上げていた昆布を

  天気が良ければ1枚ずつ天日干しする


⑨17時半、夕食


⑩18時頃、朝に乾燥機にかけた昆布を湿らせる(21時ごろまで)


⑪21時頃、湿った昆布を外し、倉庫に入れる


⑫22時頃、ようやく就寝


これが一ヶ月くらい続きます。

さらに養殖ではなく、天然昆布採取や、商品化の作業があり

そりゃあ、子供の頃は大変でした…


でも、そのおかげで根性はついたかな?