冒頭、凄惨な殺人の描写から始まる。
それが何を意味するかは語られない。

場面変わって、アパートに住むライターの隣人が失踪した。

ライター姉夫婦、姉の友人である刑事とその妻(人前に出ると態度が変わるタイプ)の住むマンションで、失踪した隣人の痕跡発見。

だが、どこにもいない。

勿論死体もない。

犯罪があったのかもわからない。

でも同じマンションに殺人犯がいるかもしれない。

集合住宅は、基本他人の集まりだ。

そんな中に悪意のある人間が同じように生活をしているとしたら…

想像するだけでも重苦しい気分になる。

冒頭の描写はなんだったのか、謎のままラストへ。

事件解決後に、全ての伏線を見事回収。

よっぽど許さなかったのだろうが、執念と勇気が凄い。

自分にはとてもできない。

あと、晶さんが、とにかく男前だった。