映画化でも話題になっている、変な家シリーズ。
「変な家」も勿論読んだ。
新聞広告を見て、「面白そう」と借りたところ、ネットで先に知っていた子供に奪われ、先を越された。
時代も場所もバラバラの、不穏な雰囲気満載間取りがたくさん。
11もの別々の話が、最終的に一つのストーリーに繋がるのだけれど、「え?そっちなん?」という部分が一番の驚き。
本人達にしてみれば、トラウマどころじゃない、恐怖。絶望。
最後に登場する女性が、真摯に語っていたのが、せめてもの救い、なのか?
思っていたよりもボリュームのある小説だったけれど、章が細かく分かれていたのでスイスイと読んでいくことができた。
こんなに、色々なことができるのなら、我が家にも仕掛けのある部屋を作っても面白かったかな。
秘密基地みたいな。
何を入れようか。