物凄い勢いで売れているというホラー小説。
近畿地方在住の私、気になりすぎて読む。
初めのうちは、怖いお話のごった煮のようで、無秩序に怪談が収められているかのような感じ。
でも、その部分がもうすでに怖い。
なんなら一つ目のお話から「ひー💦」と呟いてしまうくらい不気味。
それらがだんだんとひとつの結論に導かれていく…といった流れ。
なんとなく「リング」を思い出す。
あの映画の写真のシーンに震えたのが懐かしい。
巻末に「取材資料」として写真や絵などがついているのだけれど、これもリアル過ぎて怖い。
あと本文中にいきなり挿絵を挟むのもやめて欲しい。(油断して読んでいる時、心臓に悪い。)
私のような怖がりさんには、夜に1人で読むのはお勧めしないタイプの本。