17世紀、大坂の陣の頃を舞台にした忍びのお話。


初めて読んだ当時は、それほど歴史にも詳しくなく、歴史小説もほとんど読んだこともなかった。


それでも、忍びの里、京の都、大坂と舞台が目まぐるしく変わり、ストーリーもどんどんと展開していくので、ぱっと見「辞書か?」と思うほどの厚さも嘘のように一気に読み終えた。


この後、「プリンセス・トヨトミ」に続いていくのだろうか?それだけが、小さな希望。


他の部分は、ハッピーエンドでは決してないけれど、誰か映像化してくれないかなーと思ってる。


蝉丸役は、思いっきり嫌な感じの人にやってもらいたいグラサン