MONO「ハテノウタ」 | 眞子の備忘録

眞子の備忘録

日々のなんてことはない日記です

2年振りの北九州公演です。

高校の吹奏楽部の同窓会。
クスリのおかげで、見た目年齢は若いが全員99歳。
60年ぶりに集まった面々。

クスリのお陰で若い外見で長生きするようになったけど
逆に99歳で安楽死が決まってる制度。
そして、吹奏楽部リーダーが、今日まさにその日を迎えるのに
最後の思い出にとカラオケに集まった。
そこで語られる高校の思い出話は
みんな少しづつ違って、ちぐはぐ。
記憶があやふやなこと
当時から感じていることが違ったり
見聞きしたことが違っている。
意外な事実も明らかになって、
高校の思い出の感じ方は人それぞれ。

MONO特有の、独特な空気感と間合いで語られる物語
日常の分かりやすい感情がありつつ
見た目年齢と99歳とのギャップがあって、非現実。
でも死を前にした感じは、やはり怖いし見ていても寂しい。
ラストは涙でそうな感じでした。

アフタートーク付き。
尾方さん、金替さん、松原さん
建付けが悪く(?)若干隙間が空いてしまってる引き戸とか
跳び箱とんだとか、公演内容とは少し違う他愛のない話もあり。
そんな会話もどこかゆったりして、ほのぼの。
やはりMONOだなぁ・・・と思いました。