花組ヌーベル「番町皿屋敷」 | 眞子の備忘録

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日々のなんてことはない日記です

in住吉神社能楽堂

旗本・青山播磨と腰元お菊の悲恋の物語。

ホラーじゃないです。悲恋です。
一緒に言ったホークス姉さんもホラーだと思っていたそうで
しかも会場が神社だし、怖いー!と言ってましたが
ホラーじゃないです!

住吉神社能楽堂。
福岡市有形文化財指定の文化施設です。
当然桟敷です。
橋懸かりもあれば、上手には地下から客席へ出る階段もあり
いろんなところから役者さんが登場して、楽しい楽しい。

住吉神社バージョンは生演奏です!下座音楽!!
舞台も近いし、生演奏だし。雰囲気バッリチで良かったです~
しかし、アノ曲まで演奏しちゃうんですね。
高価なお皿の話ですから、あの曲です。い~仕事してる・・・アレ。
笑いながらも感動しちゃったポイントです。

さて、本編。
ネオ歌舞伎ですからね。
歌舞伎っぽくもあり、完全に現代でもあり(笑)
茶店のお姉さんは携帯片手に面倒臭そうに対応したりするし、
小さなコトから小さなことまで、事細かく、きっちり笑いを挟んでいきます。
流石っす。

キッチリ、キメているのに、どこかオチャメな青山様(小林大介さん)
汗だくでポタポタ汗を垂らしながらも
濃い味の柴田&おばさま(谷山知宏さん)
ブラックスワンなお仙(堀越涼さん)
自由なお菊(加納幸和さん)
現代っ子なお茶屋の娘(二瓶拓也さん)
他のみなさまも、とにかく、細かい表情から仕草まで
味があって、濃ゆ~くて、とにかく笑えます。

いや~劇場も凄ければ、花組さんも凄い。
完全に融合されている舞台に、ただ笑うばかり。
悲恋話だってのに~

観れて良かったです。
また是非とも公演してくださいね!!

メモ
公演時間:約1時間30分
うちわ:500円(半額は義援金)