今日は粗大ゴミを出した。


家の中の要らない物が減って行くのが寂しいけど、嬉しい。


息子は小2から、嫌々スイミングクラブに通っていた。
運動が嫌いな息子。
でも学校の水泳の授業で泳げないと嫌だからとスイミングクラブに通っていた。


そのスイミングクラブから貰った
「皆勤賞」の小さなトロフィー🏆
貰って帰ってきた時は息子より私が喜び、大事に飾っていた。


このトロフィーを私に渡した時から息子の記憶にこのトロフィーは無いんだろうと思う。


ただ、嫌々、決まった日にちに通っていただけのスイミングクラブだから…


最近、私がお風呂の足拭きマットを新調したら「あのバスマットは嫌だわ、昔、通ってたスイミングクラブのマットに似てて嫌な気分になる」と言われて…


トロフィーもバスマットも捨てた。


トロフィーを捨てる時に迷ったけど、
手を引いて通ったあの日、泳いでいる息子を見ていたあの日、色々な記憶が蘇って涙が出た、でも…
息子が、努力して、楽しんで、喜びの末に貰ったトロフィーではない。
泳げるようになるために真面目に休まず通って貰った「皆勤賞のトロフィー」 
私だけが価値を感じてる。
息子はクロールができるようになったとたん辞めた…。


中途半端な思いを残すものは捨てよう。



中途半端に付き合うならやめよう。
中途半端な物を買うのはやめよう。


この四年
「まぁいいか」とか
「思い出だから」とかで置いてあった物を全て捨てたよ。


息子も来年は成人です。




シンプルに暮らそう


人間関係もシンプルに


中途半端に気をつかう付き合いなら
相手に対して失礼だ。
中途半端な付き合いは無に等しい。


中途半端に買ってきて、置きっぱなしにしてる物は、無に近い、無に近いというより無にしてしまっている。


行く行くは無になる身体。


生きている間は
有か無かをはっきりさせて生きよう。
それが無を生まないことに通じると思う。


さよならした物達
ありがとう、ごめんね、忘れはしないよ。
私の記憶の中で、私が無になるまで有だよ。


さて、荷造り頑張ろ。