前回の続きです。

公立高校から医学部へ行くには
どうすればいいのか。



本題に入る前に、補足のようなものを。



何故こんなことを


ブログに書いているかというと、


病院通いをしているうち、


埼玉県に


国公立大医学部がないことを

思い出したからです。


埼玉県の高校生は、

全国の医学部に散らばります。


そして、公立高校から

医学部に進学するのは不利です。


それでは、

医学部志望の公立高校生は

どうすればいいのか。




どうすればいいのかの前に、

再度、

公立高校と私立高校の違いを述べてみます。



まずは埼玉県立
川越高校川越女子高校
医学部進学実績を(2023年春)。
(防衛医大を除いています)



川越高校
国公立大医学部(3名)
弘前大(
現役1)、千葉大(浪人1)、
信州大(
現役1)、
私立大医学部
現役1浪人8)


川越女子高校
国公立大医学部(4名)
群馬大(
現役1)、岐阜大(浪人1)、
秋田大(
浪人1)、徳島大(浪人1
私立大医学部
浪人11

 

 

二校とも
医学部合格が少ないように感じます。

推測ですが、
医学部志望者はもっと沢山いたけれど、
合格できなかったのではないか。
(あるいは、途中で断念した)

学校の勉強をやっているだけでは、
医学部合格は難しいと思います。
(川越女子は浪人が多いですね)

 

 

さて、私立中高一貫校だと
学校の体制がしっかりしています。

勉強以外のサポートも
しっかりしているのです。

例として
巣鴨高校四天王寺高校を挙げてみます。
(2校とも抜群に手厚いです)

 


巣鴨中学高校
国公立大医学部(18名)
私立大医学部(89名)

東京医科大学で手術見学をしています。


>巣鴨中学校・高等学校(東京都豊島区)の
>高1・2年生12人はこのほど、
>東京医科大学病院で手術見学と
>診療体験を行いました。

>生徒たちは手術着に着替え、
>実際の手術の様子を間近で見学しました。
>その後、縫合、気管挿管、
>診察を模擬体験しました。

 

 

 

四天王寺中学高校
国公立大医学部(41名)
私立大医学部(76名)

大阪の四天王寺高校には、
「医志コース」があります。

>医志コースの生徒は、
>中2の時に週1コマの探究型の授業で、
>医療や科学の研究を行う。

>中3で「京都大学医学部訪問ツアー」
>「四天王寺病院見学ツアー」、

>高1で「大阪市立大学医学部医学科見学ツアー」
>「障害者福祉施設訪問見学」、

>高2で「大阪大学医学部見学体験ツアー」
>を実施。
>高1~2を対象とした
>「近畿大学医学部体験学習」などもある。

 


埼玉県の公立高校の

医学部志望の生徒は、

こんな私立中高一貫校の生徒と

全国の医学部入試で競うのです。


勝てますか?



次回に続きます。
 

 
 

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