治療技術ってやっぱりすごいんです。
私も勉強するために何百万円使ってきたことやら。
でも勉強する度に気付かされる事があるんです。


良くなる人とならない人の圧倒的な違い。


良くなる傾向にある人
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自分で治そうと努力し、更に「自分の体に興味を持っている」、自分の体の小さな変化を感じれる人。いくら私達が治療者側だとしても、相手の体に本当に良い変化が出たのかは最終的には相手にしかわからないため。

自分の体に興味があるため、本当は自分にしかわからない体の変化に応じて伝えた自主トレなども臨機応変に頑張って頂ける。


良くなりにくい傾向にある人
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誰かに治してもらおうとする気まんまんの人。治してもらいたいと思う気持ちはある程度大事です。ただ、それが強くなり過ぎると相手に依存し過ぎたり、本当に大事な事が見えなくなります。

病気の原因はまぎれもなく自分の体の中にあります。そして、その病気の原因を治す為に一番必要な物は自分の本来持ってる治癒力です。


病気になる以前の、何十年間の生活の中で、自分の体を守ってくれていたのは、自身の自然治癒力じゃないですか?


風邪引いて薬に頼っても、薬を飲んだから治ったのではなくて、治る手助けをしてくれただけ。


病気の原因は自分の体に残っている、けど、その病気を治そうと頑張ってくれてる細胞達も体にいます。


治してもらいたい願望が強過ぎると、治らない理由を治療者に向け過ぎる傾向にあります。


塾に行って勉強を教えてもらっても、成績が上がらないのを先生の責任にするよりも、自分の努力不足と感じ、成績が上がらないのは何故かを一緒に分析できる子の方が良い結果になりやすいですよね。


ただ、治療者が明らかに勉強不足の場合もあるので、その際は思う存分治療者のせいにして下さい。


結局1番大切な事は、どれだけ神の手を持つ先生に会えたとしても、治療者側ができる事は


   「治るためのきっかけを作る事」


その小さな手助けを借りて、自身で病気を治す気がなければ効果が出てもまた戻ります。


治療は、お互いが協力し合い、一緒に頑張っていかなければならないもの。


もう一度言います。


治療技術は、治る為の小さな火種を作る事しかできません。


その火種を作れるかどうかは治療者次第。


できた火種を消してしまうか、大事に育てて大きな火に成長させるかは自分次第。


火種を消さないようにするために必要なことが基礎であり、自分の体と向き合う事です。



病気になろうがならまいが、同じ人である以上、基礎は共通。だから病気になったからと言って特別扱いするつもりもありません。


「食事で治らない体はメスでは治らない」



とあるお医者さんの言葉です。


これを聞いて、何を思って、何を考えるか。


皆さん次第です。