今日も心理的なお話をしていきます。
いきなりですけど人って、人間関係において
人から何かをしてもらった事よりも、自分が人に何かをしてあげた事の方が何十倍も記憶に残りやすい
そうです。人間は基本承認欲求が強い生き物です。
誰かに必要とされたい
周りから認められたい
誰かの力になりたい
などなど。これらの欲求を満たすには自分が何かをされるより、自分から動いて何かをしてあげた方が目的が達成されやすいですからね。
よくカップルの喧嘩などで
彼女または彼氏にあれだけ尽くしてきたのに相手は何もしてくれなかった
など、ドラマでもよく聞きますよね
何もしてくれなかった事はないでしょうが記憶には残らなかったのかもしれませんね
全部が全部ではないですが、基本的にされた事は余程インパクトがある事じゃないと忘れやすい傾向にあるそうです
だから何?って話しなんですが、治療においても関係がありまして
体が悪くなってしまった人に、なんとかしてあげたいから治療法などをむちゃくちゃ頑張って勉強して、技術を提供したとします
提供って事はしてあげると言う意味にもなりまして、関わりが失敗していればこちらが一方的に治療をしてるだけの片思いみたいになっちゃうんですよね
あるある話しなんですが
どれだけ素晴らしい手技や運動指導をしたとしても、治療内容にマッサージが入っていれば
記憶に残るのってほとんどマッサージをしてもらったことだけなんですよね(*꒦ິㅂ꒦ີ)してもらったマッサージの場所や力加減やその時の体勢とかまで細かく覚えてたりするんですけど他は記憶に残りにくいらしいです
こういった事なども深く掘り下げていくと色々とヒントが見えてきます(^^)