②筋トレ筋トレ筋トレ筋トレ、筋トレをすればなんとかなる。
これも全て正しい訳ではありません。
筋肉を鍛えるためには運動をする前に、体に筋肉に変わるための何かがないと筋肉にはなりません。
普段から食事量が少ない人が、運動だけ頑張りすぎれば、筋肉がつくどころかただ痩せるだけです。
何週間か前にもようやくテレビで放送されてましたね。
階段をダッシュしたり激しい運動をしてる人と、ちゃんとした栄養をとり、ほどほど動いてる人とでら大して筋肉量が変わらないという結果。
とりあえず歩けばいいという訳ではないのと同じく、とりあえず筋トレすれば力がつくのは間違いです。
ある程度の条件下で行わないと人間の体は変わりません。簡単に力がつくなら世の中の若い人は皆ムキムキになってるはずですよね。
③力さえあれば歩ける
力だけではどうにもなりません。ちょっと歩くのが不自由になりつつあるおじいちゃんおばあちゃんと、歩き始めた1歳近くの子供だと、子供の方が力は弱いです。
でも子供の方が素早く歩きますよね。高齢者の方が歩くためには筋肉よりももっと指導するべき事がある事を意味してます。
数年前にロコモと言う言葉が流行り、色んな病院やクリニックでロコモの指導が書かれたポスターが貼られていました。
筋肉が弱くならないように片足立ちや筋トレをしましょうといった内容がメインでしたが、、、
今はどうですか?テレビで話題にもならなくなりましたしポスターなんかもみなくなりました。
筋力があることに越したことはないです
が、
やはり闇雲で単純に考えた筋トレでは厳しいことがわかり話題にあがらなくなってきました。
色んなセミナーで、薬剤や医学は進歩しているのにリハビリテーションの世界はあまり変わってないと言われています。
病院や介護の点数が下がる前に、リハの職種自体が危なくなっている現状をみないといけない時代になりました。
④筋肉を強く揉めばいい
これも間違いです。スーパーで買ったお肉を何回も何回も強く揉んでみて下さい。いずれ油も水分もなくなりパサパサになり硬くなります。
人間の筋肉も同じです。ある程度圧を加えるのは悪くなった場所だけで十分です。
まとめると、昔は100%正しい位の勢いで言われていたことが、今では違うと言われている事が増えてきました。
何事も適応、不適応があるため間違った対応をすれば効果もなく、あるいは逆効果になることもあります。