骨の構造も筋肉同様に人それぞれ違いがあります。
それによってどんな変化があるのかという事を簡単に書いてみます。
今関わっている方のほとんどが戦争経験者の高齢者です。戦争中はまともに食事もとれず、栄養不足のままで小さい頃を過ごした方も多いですよね。
遺伝的な要素もかなりありますが、栄養面からも昔は身長も小さい方が多く、男性でも170cmもあればかなり高い方だと言われていましたね。
訪問で関わって色々な話しを聞くと、昔は食べる物がなかったため、もう少しで餓死するとこだったと言う方もいます。
成長期に十分な栄養をとることができなかった方の骨を見ると細い方がけっこういます。
逆に生まれつき体格が良い方もいます。そんな方って、特に運動していなくても握力がかなり強かったり、全体的に力強い方が多いと思いませんか?
この違いが何かというと、骨が強い方が筋力が発揮しやすくなる可能性が高いです。
土台がしっかりしている方が、その周囲についている物も働きやすくなるのは自然な流れです。
筋肉が動いた時にその力で骨が折れたら困りますよね?
そのため、骨粗鬆症の方や元々体格がしっかりしていない人は、歳をとってから筋トレをしても、生まれつきしっかりとした体格の人に比べて筋力は上がりにくい気がします。
骨が脆いのに筋力が上がっちゃうと動いた時に骨折してしまう危険性が高くなりますからね。
筋トレは諸刃の剣でもあり、色々な評価と一緒に行わないと怪我の元にもなりかねません。
眠気が限界なのでこの辺で・・・
あ、うちの訪問看護ステーションは職員募集しています(^^)
愛媛の松山ですので、ご縁があれば一緒に働きましょう!!