子太郎が腎不全と診断されてから約半年。
ご飯の壁が何度もあった。
昨日まで食べてたご飯を今日は食べない、なんてことはザラにあって、
食べてくれる姿を見てはホッとして、
それと同時に明日も食べてくれるだろうか、と心配した。
できればタンパク質が少なく、リンも少ないもの。
だけど、胃腸も弱ってるから低脂肪なもの。
フードの選定はなかなか難しかった。
ありとあらゆるサイトを漁っては、
腎不全にいいとされるフードや食材を調べ、買い続けた。
腎臓ケアフードも一切食べない日もあったから、
とりあえず口にできるものを、と普通のフードも買ったり、
手作りご飯を作ったりもした。
あの頃は、私自身が窮地に立ってるかのように追い詰められた感覚があった。
こっちゃんの健康は私が握っている。
ちゃんと管理して、できるだけ長生きしてほしい。
そう思うと同時に、不安だった。
食べてくれない日が何日が続くと、さらに追い詰められた。
人間と違って、言葉では説得できない。
もどかしかった。
そして、こっちゃんの本当の言葉も聞けない。
今の体調はこういう感じなんだ、って
本当はこれが食べたいんだ、って、
聞かせてくれたらどんなにいいだろうって思った。
こっちゃんの反応や様子を見て、想像をもとに対応する。
その対応が合ってたかどうかは、こっちゃんにしか分からない。
だけどね、こっちゃん。
ママは、こっちゃんのために頑張ったつもりなんだ。
伝わってるかな。
世界で1番大切な子太郎と、できるだけ長く一緒にいたくて、
ママなりに試行錯誤したんだ。
もしかしたら、『今日はこんな気分じゃないんだよー』って、
『お薬入ってるご飯嫌だよー』って思った日もあったと思う。
でも、こっちゃんを想って一生懸命やったつもりなんだ。
でも、
そんな悩ましかった日々も今は愛しく感じるよ。
確かに、こっちゃんと一緒に、生きてた日々。
あなたが、そばにいてくれるだけでよかった。
力になってくれたフードたち、ありがとう。
