2019年6月16日 Text by たろ a.k.a. TAROO-METAL
「BABYMETAL 鋼鉄の言葉 第2章~2019年6月版」をお届けする。2016年12月~2019年6月までに世に出たBABYMETALのインタビューの中から,これはと思う名言をまとめたものである。2016年11月に本ブログに投稿した「44の言葉を厳選!/BABYMETAL 鋼鉄の言葉 SU-METAL編~2016年11月版」と「44の言葉を厳選!/BABYMETAL 鋼鉄の言葉 YUIMETAL・MOAMETAL編~2016年11月版」以来の名言集である。
今回の出典はほとんどが2019年4月発売の『PMC』vol.13である。2016年12月以降,BABYMETALはほとんどメディアに登場しておらず,『PMC』』vol.13以外でそれなりにまとまった量のインタビュー記事を読むことができるのは,2016年12月発売の『ROCKIN' ON JAPAN』2017年2月号くらい。これら2本のインタビューをベースに,印象的な名言の数々をピックアップした。
最初の頃を思い出して,泣きながらライブをしていました。
――MOAMETAL/Red Hot Chili Peppersのロンドン公演初日を終えて/『ROKIN' ON JAPAN』2月号(2016年12月)
ふたりが強いから自分も強くいたいし,3人で強くなったら最強じゃないですか(笑)。
――MOAMETAL/『ROKIN' ON JAPAN』2月号(2016年12月)
私は戦いにたとえたら,戦法を考えるようになったというか。今までは,最初の時点で大技出しちゃうみたいな感じだったんですけど,最近は,ちゃんと,小さいところから攻めていって,相手を見て,相手がこう来るならこう行こう,相手がノッてきたらちょっと構えようとか,いろいろ考えられるようになったのかなあ。
――SU-METAL/『ROKIN' ON JAPAN』2月号(2016年12月)
今までは攻めしかできなかったけど,守りっていう技も覚えたというか(笑)。引っ込んでばかりっていうわけでもなくって,ちゃんと意味のある守りっていうか。全体を通して,ここはセーブして,ここを頂点にしようっていうのを,ちゃんと3人でライブ前に話し合ってから,ライブに臨むようになりました。
――YUIMETAL/『ROKIN' ON JAPAN』2月号(2016年12月)
「東京ドームに相応しい人間になって帰ってくる」って,ワールドツアーに行く前に言ったんですけど,それよりちょっと大きくなって帰ってきちゃったのかなっていう感覚があったんですよね。(中略)海外を回ってきた自分は,東京ドームよりちょっと大きくなっちゃったのかもしれないって思いました。
――SU-METAL/『ROKIN' ON JAPAN』2月号(2016年12月)
私も単純に,まだまだ足りないなあって思ったんですよ。チームBABYMETALだったら,もっと進めるだろうなあって思いましたね。
――SU-METAL/東京ドーム公演を終えて/『ROKIN' ON JAPAN』2月号(2016年12月)
ステージに立った時は,ここまで私たちを支えてくれる人たちがいるなら,もっといけるんじゃないかなって思ってました。
――YUIMETAL/東京ドーム公演を終えて/『ROKIN' ON JAPAN』2月号(2016年12月)
世界中の人が70億人以上いるって考えたら,11万人って,まだまだほんの少しの人にしか会えてないんだなと思って。
――MOAMETAL/東京ドーム公演を終えて/『ROKIN' ON JAPAN』2月号(2016年12月)
まだまだ全然足らへーん!
――YUIMETAL/「巨大キツネ祭り in JAPAN」(2017年10月)
人種とか性別や年齢などでいろいろな対立があります。でもメタルの精神は不可能を可能にします。私たちはTHE ONEだし,私たちなら一つになることができるんです。それは「違い」を認めて受け入れることなのではないかと思います。
――MOAMETAL/『KERRANG! 1682』(2017年7月)
BABYMETALはこれまで8年間進んできて当たり前のように存在していたものなので,もはや体の一部なんですよね。
――MOAMETAL/『PMC』vol.13(2019年4月)
SU-METALも私の体の一部なんじゃないかな(笑)。
――MOAMETAL/『PMC』vol.13(2019年4月)
強いのに繊細だなった思いますね。
――MOAMETAL/SU-METALを評して/『PMC』vol.13(2019年4月)
「ワンマンライブなのに怖い」という印象を抱いたのはこれが初めてでした。
――SU-METAL/2018年ワールド・ツアーの初日,カンザスシティでの公演について/『PMC』vol.13(2019年4月)
今までと違うBABYMETALを拒否されたような印象を受けたんですよ。
――SU-METAL/2018年ワールド・ツアーの初日,カンザスシティでの公演について/『PMC』vol.13(2019年4月)
あのライブはいろんな覚悟を持って臨んでいましたね。お客さんからブーイングを浴びたり,物を投げられたりしても仕方ないと思っていました。(中略)もしMOAMETALが前にいるときに彼女の身に何かがあったら私が守らなきゃとか,ライブをするというよりも戦いにいくような状態でした。初めて立ったイギリスでの「Sonisphere Festival」のステージで感じていたような覚悟を,今回のワンマンライブでも持っていたと思います。
――SU-METAL/2018年ワールド・ツアーの初日,カンザスシティでの公演について/『PMC』vol.13(2019年4月)
私の中では,どういう状況であっても毎回のライブは絶対に言い訳ができないものだと思って臨んでいるんです。
――SU-METAL/新体制でのライブについて/『PMC』vol.13(2019年4月)
困難の先にあるゴールはこれまでも見たことはあるし,ゴールに到達したときに得る快感がどんなものなのかもわかっていたから,あとはそこにたどり着くためにがんばるっていう感じでしたね。
――SU-METAL/『PMC』vol.13(2019年4月)
今までは「学ぶ」立場だったのが,今は人に与えていく立場になってきている実感はあります。
――SU-METAL/『PMC』vol.13(2019年4月)
私はBABYMETALはもっとおもしろいものだと持っているんです。こんなグループって初めてじゃないですか。だからこそもっといろんなことができると思うし,もっといろんな考え方があると思っています。
――SU-METAL/『PMC』vol.13(2019年4月)
BABYMETALはメタルというジャンルにおいても王道じゃないというか,別の場所から来たからこそ唯一無二の存在になったと思っています。
――SU-METAL/『PMC』vol.13(2019年4月)
そもそも私たちは挑戦者だと思っているから,新しい形だからこそ挑戦できる。これまでいろんな世界で受け入れられてきたからこそ忘れてしまっていたことがあったと気づけた今,これからはもっと,新たなBABYMETALの形を提示できると思います。
――SU-METAL/『PMC』vol.13(2019年4月)
「なんでもオッケー!」みたいな(笑)。あはは!
――SU-METAL/「BABYMETALはこうじゃないといけないっていう存在ではないですもんね」という問いに対して/『PMC』vol.13(2019年4月)
どんな形だとしても進むしかないと思っていたし,何よりもBABYMETALは立ち止まってはいけない,負けてはいけないという気持ちでステージに立ちました。
――MOAMETAL/『PMC』vol.13(2019年4月)
今までは1+1=100ぐらいになっていたものが,ふたりだとどうがんばっても2にしかならなくて。
――SU-METAL/YUIMETALの不在について/『PMC』vol.13(2019年4月)
ちゃんと彼女が帰ってこられるような場所を作ってあげたいというか。
――SU-METAL/YUIMETALの不在について/『PMC』vol.13(2019年4月)
(写真=BABYMETAL公式Twitterより)
---------------
BABYMETAL Fragments 2018/TAROO-METAL
¥300円 Amazon.co.jp
BABYMETAL Fragments 2017/TAROO-METAL
¥300円 Amazon.co.jp
BABYMETAL Fragmets 2016/TAROO-METAL
¥300 Amazon.co.jp
BABYMETAL Fragments 2015/TAROO-METAL
¥300 Amazon.co.jp
BABYMETAL Fragments 2014/TAROO-METAL
¥300 Amazon.co.jp