重厚な組織や体勢ほど、行き着くところまで行き着かないと方向転換できない。

 

一人の頭だと「当たり前」として出る結論が大きな組織で時間をかけて議論すると、逆の結論になる事も少なくない。

 

また、人は大きな危機が迫っていても「目の前の課題に一生懸命取り組んでいればなんとかなるであろう」と思いがち。

 

時代の転換機であっても同時代に生きる者にとっては『日常』である。

 

時代の転換期においては、現在の延長上に未来があるのではない。

 

勇気を持って舵を切る事が必要。

 

人は苦しくなると「思いもよらぬ奇跡が起こる」と信じたくなるもの。

そうして”前向きに”逃げる。

 

「想像もしなかったような新技術が開発され、問題を解決してくれる」と期待する

所謂『イノベーション・シンドローム』

 

研究開発やゲノム解析。IT化といった一見前向きな活動に逃げ込みたくなる。

 

根本的な問題が制度であって、制度を変える事によって新時代を切り開ける事もある。

 

俯瞰して見ること=岡目八目

 

時代の転換期に舵を取ることを許された私たちの責務。

 

縁あってこの時代に世を受けた私たちの存在価値を存分に発揮し、人類の歴史を進化させる。