このツアーは衝撃として残っている。
もはやDVDを見返す必要はないと懸念していたが、
やはり見ないという選択肢はないと思い
見返すことにした。
まず衝撃としては、
ツアーに先立ちセットリスト通りのベストアルバムのリリース。
ネタバレに関しては
基本的にマイナスな俺は特に考えられなかった。
甲斐さんとしては、
ベストアルバムで再度リミックスやレコーディングを行い
曲を今の時代に合わせることと
先にセットリストを公開することで、
ステージの緊張感と客をさらに歌わせることができると。。
無くても全曲歌えるのでご安心してください甲斐さん・・・
バンドメンバーに関して
いつものサポートに対して
昨年のBIG GIGアゲインから引き続き、稲葉政裕が加わる。
俺からしたら翼あるもののトラウマをかかえつつサポートとして
不安さが残るが、ギターはとにかく上手い。
そういう疑心暗鬼な状態で
名古屋のフォレストホールのライブに参戦。
極力ベストアルバムを聴くことなく
要所要所だけ抑えて、、
1,地下室のメロディー
カウントから強烈のイントロ。
凄まじい音と、近年では間違いなく一番のライティングが光る。
甲斐さんの声も調子がいい。
2,HERO(ヒーローになる時、それは今)
MCからHEROへ。
2曲目にやるのはおそらくないのでは。。。
曲の繋がり含めてステージの熱気が相当いい。
3,ちんぴら
オリジナルに近い。
稲葉さんのギターが正確にいい。。
あーあーあーの最後を客に歌わせる。
好きな曲。やってくれたことが本当にうれしい。
4,きんぽうげ
ドラムとカウベルで甲斐さんの「come on MAC」
これがかっこよすぎる。
稲葉さんのギターとイチローのギターの相性がいい。
さらにバンドの音の深みが増す。
5,裏切りの街角
「OK。。やるよ」のMCから。。
ちゃう曲期待してしまうやん笑
6,ダニーボーイに耳をふさいで
ROCKSのversion
音がとにかく厚い。。
最後の歌い上げる甲斐さん。
サビではsingerでやった耳をふさぐアクション。
これ知らない人はイヤモニ気にしてるのではとなるが、
ファンなら知ってる。。
7,ビューティフル・エネルギー
松藤さんがすべて歌い切る。
後半苦しくなるように見えるが、
やはりこの曲は松藤さんの歌やな。。
8,フェアリー(完全犯罪)
ライティングがかっこいい。
この曲こそライティングでイカせる曲。
9,BLUE LETTER
丁寧に歌う甲斐さん。
歌い方もPARTYの時と変わらない。。
あの時のまま、甲斐さんだけが歌い客は見守る。
10,かりそめのスウィング
ツアータイトルにもなった曲。
KAIFIVEの時にもあったミニドラム編成。
甲斐さんもこの曲にブラシを効かせたいと。
めちゃくちゃいい。。
11,安奈
メンバー紹介から安奈へ。。
定番ではあるが、いつ聞いてもやっぱいいとなる。
12,グッドナイト・ドール
俺の中でこのツアーの1番。
マイナーのマイナー。
鹿取洋子に奉げたナンバー。
詩とイントロがいい。
「グッドナイ・ドール もうおやすみ
グッドナイトキス このままじゃ
眠れないは この胸のバラ
真っ赤に燃えさせといて」
この歌詞を聴くたびに泣きそうになるフレーズ
メロディーも好き。
13,非情のライセンス
野際陽子さんのカバーを。。
もうこれは甲斐バンドの曲やんとなる。
アレンジ含め歌い方も甲斐さんにマッチしすぎている。
めちゃくちゃかっこいい。
ツアー前に野際陽子さんが亡くなられて余計に感慨深い。
14,Blood in the Street
40周年を記念した新曲。
どんどん進化していく。
サビの手拍子は定番化していきたいと。
後半へつなげる曲としては◎
15,氷のくちびる
甲斐さんのエレキとシルエットがかっこいい。
やはりライティングがいい。
16,ポップコーンをほおばって
定番ではあるが、やはり良すぎる。ライティング含めていい。
17,冷血(コールド・ブラッド)
身体はもう翼あるものを待っていたが
イントロでねじ伏せられた。
ライティングと音がこの曲の進化をさらに進めていく。
かっこよすぎる。
18,破れたハートを売り物に
本編ラスト。
もうフルバンドではやらないのかな。。笑
19,感触(タッチ)
アンコール1曲目
タッチ 夜に紛れて uh 太陽のある場所へ
のuhを言わない問題があるので、
甲斐さんが タッチ、uh タッチは君たちの番なんだからねと。笑
言ってますよ~いつも笑
20,漂泊者(アウトロー)
稲葉さんのギターイントロから。
このイントロ弾けるのはいつも思うが大森さんだけ。。
21,レイニー・ドライヴ
名曲。
大サビの甲斐さんの裏声が本当に綺麗。
感動。ライティングもいい。
22,ラヴ・マイナス・ゼロ
PARTY以来の流れ。
歌い方もPARTYに寄せて揺れながら歌う。
あのときのままの甲斐さんと変わらない甲斐さんが素敵。
「サンキュー じゃあね。。」
最後の夜汽車
アルバムに入ってて
バラードがラスト3曲続けるのは不思議だなと思っていたが
まさか。。ステージ上からバンドメンバーが去り
ライティングと音源だけを流すとは笑
あるいみ意表を突かれたが
そういうのではないよ、、甲斐さん笑
DVDでは美しく描かれてるが、
当時のライブでは意表を突かれあきれてた笑
あの鶴瓶さんでも
甲斐くん、、翼あるものがないってどういうことやねん。。
あの曲にどれだけ助けてもらってるのか。。
と直談判。
この伏線があるので、2019のライブで久方ぶりに
翼あるものが聞けたときの熱狂は忘れない。。
DVD作品としては
甲斐バンドの中でも上位。。
熱狂すべて伝わってくる。
セトリも個人としては相当いい。