薬局で紙パンツを買いに行って病棟に戻った。
しばらくして、
担当医のS先生と話が出来た。
20代後半位の眼鏡をかけた若い先生だった。
『呼吸不全
人工呼吸器が外せない、離脱できない、
脳から神経伝って呼吸筋動かすんだけど、
神経に何か異常があるのではないか?
筋電図検査をするとのこと。
(神経を電気で刺激して
筋肉や神経の信号の伝わり方を記録する検査)
ゴールデンウィーク前に検査を行う
検査結果は、ゴールデンウィーク明けになる。』
本人曰く、
『10年?前位から、左手の力が入りづらい』
と言っていたらしい
左手の力が入りづらいは初耳だったが、
そういえば、食事中に左手が震える時があったのだ
今から思えば、少しずつALSが進行していたのだと思う
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