突然ですが、平凡な日常生活をいかに楽しむか。人生やっぱりこれに尽きるのではと思います。楽しく生きる秘訣は古今東西さまざまで、私も剣術映画文学などなど興味は尽きないわけですが、結局は「日々いかにうまい麺料理を味わうか」ということに日常生活の多くが占められている気がします。いきなりなんでやねん!というツッコミが各方面から来る予感がしますが、なにがあろうとうまい麺料理が味わえれば満足。食欲はやはり生きる活力ですね。
麺料理と広く構えてみましたが今のところ私の麺食生活はいわゆるラーメン、たまにそば、うどん。このシリーズが発展したら大きく構えた理由が見えてくるかもしれません。
僕が麺料理に走るようになったのはとにかく環境がそうさせたといえる。高校時代には母校の近くに「中国料理 中本」、.そう、現在の「蒙古タンメン 中本」の先代、中本正氏が経営していた中華料理店があった。大学時代はやはり母校の正門のすぐ近くに「ラーメン二郎」の本店があった。
社会人は横浜に住むことになったが当然家系を嗜み体重が爆上がりする。
というわけで「ラーメン御三家」を20代のうちに体験してしまったわけで今でも米よりは麺が食のメインになっている。ところで日本人として生まれた我々はなんとはなく米を喰わない生活に罪悪感を覚えることはないだろうか。ご飯と味噌汁、漬物が日本人の食卓というような固定観念がいまだに頭の中をめぐっている。
麺生活はそんな古くからの固定観念を打ち破るべく、禁忌に挑戦するかのような日常生活における激しい戦いなのかもしれない。
さあ、今日も麺をすすろう。