そろそろ出番です。
何?って役者笑
東京ノーヴィ・レパートリーシアター第7シーズンが始まっちゃいます~。

作品は昨年も取り組んだ「イワーノフ」。
とりあえず、2月6日(日)を皮きりに全13回公演。
3月~5月は、毎週日曜日本番。
そして、私、芹沢耕太郎はそのすべてに出演。今年はシングル
キャストなのです。
13回やるならいつでもいいや~と思っている諸君!!
面白い芝居見せるから這いつくばっても早くきなさい!

と強気に見せながら正直プレッシャーは徐々に感じてきているかも。
まず、体力的にこなせるかどうかということ。
カラダのことは絶えず気にしているけど、去年は4回だったから
負担が違うだろうということ。できれば翌日のバイトは
休ませてほしい泣
今年は戯曲解釈に行動分析のメソッドを交えていろいろ考え、分析
していますが、台本を読めば読むほど、演出と話せば話すほど
新しい発見があって時は収拾がつかないことも笑

しかし、その発見を取捨選択することが大切なんだなあと思う。
思い付きではないか、戯曲のラインにあっているか、そもそも
その発見で自分の心が動くのか?どうかなど・・・

理想的には、シーンだけでなく、役の人生のすべてをイメージできれば
いわゆるリアルに近づくんだが、まあそのためには何千回という
稽古と、実生活からの数多くの発見が必要なわけですな。

よく稽古って毎日やってるの?って一般の人に聴かれるのですが、
いわゆる稽古は毎日やるわけではないけど、実生活の中にこそ
稽古では得られないヒントがたくさんあるんです。
そういう意味では、四六時中稽古。とはいえ、怠け者なので
やはりさぼります笑
なるべく覚めている時間を長くするのが大きな課題。

やっぱりどうしても本当にいい作品を作るためには時間はかかります。
人間も料理も長く煮込まれた方が味が出るのと一緒。
僕たちのようなスタイル、同じ作品を何年も、何度も
上演することの意味を伝えたかったのですが、伝わったかな??

だからといって、1回1回の思いいれがなくなってはお客さんに
失礼。もしかしたら次回、役者と観客の心がひとつになるような
すごいことがおこるかもしれませんよ~
毎回そう期待して舞台に上がりたい。
だから、今季は、最低でもその時の自分ができることを100%発揮
できるように自分を整えます。また、普段からそうであるように
努めます。
いい俳優なら皆やっていることだと思うし、僕もそれに近づきたい。

今日はどうしても文章が長くなってしまいますが、
まずは2月6日 19:00~ 下北沢劇場で待つ!

アントン・チェーホフ「イワーノフ」
リヴォーフ役で出演

今季のスケジュール
http://www.tokyo-novyi.com/japanese/suke.html
「イワーノフ」とは?
http://www.tokyo-novyi.com/japanese/repertory/iwanohu.html
劇場地図
http://www.tokyo-novyi.com/japanese/access.html