一学期終わりの懇談で、息子の手話の獲得状況の話になり、
先生「動詞や形容詞は入りやすいけど、名詞がなかなか入らないですね〜。」
それ!私も思ってたの!と先生と頷き、まぁ気長にやりましょうね〜と、私も同調。
先に去年年少から入学しているお友達は、重複クラスでも名前はぼちぼち入ってる様子。
それでも息子の一学期の成長は、目を見張るものがあったので、こんな時は私も一緒に成長したい!と、夏休みは日中デイを利用せずに息子とずっと一緒に過ごそうと決めて、夏休み開始までに仕事をある程度片付けました。
海とか山とかテーマパークとか、何処か行った訳ではありませんが(前半息子体調不良→後半私体調不良)、ゆったりと二人で過ごした時間は、生後10ヶ月頃から通園スタートした以来。
初心に戻れた、そんな夏休みでした。
夏休みの会話はほぼ手話で対応してみましたが、いつになく、しっかり私のする手話をジッと見て獲得しようという意欲も伺えました。
で、昨日幼稚部へ迎えに行くと先生が、
「お母さん、今日自分の名前表現してきました!私もう感動で‼︎」
と興奮気味に話してきて、再現してくれました。
本人の写真を見せてこれ誰⁇と聞くと、自分を指差しではなく、きちんと指文字で自分の名前を答えました。(口型となんとなーくの発声付き)
連休中にしつこく練習したのが本人を後押ししたのか、そこからまたまた友達の名前もどんどん興味を持ち、表現する様になりました。
苦手だった指文字も勢いよく吸収し始めました。
娘が自分の名前を言ったのはいつだろう。全く覚えていないし、こんなに心に強く残ったことはありません。
重複障害のある子の育児は決して楽じゃないけれど、こうやって深く深く思い出を刻んでくれる息子に感謝しています。
今日旦那が二ヶ月ぶりに家に帰ってきますが、自分の名前を表現する息子を見て、きっと驚くでしょう。
身近に成長を感じることが出来るのは母親の特権。
これがあるから頑張れる‼︎ですよね。