30代の皆さん(とその他の皆様方)に、本日も情報の取り扱いについてお話しします。

 

情報を得る上でもう一つ大切なことは、その情報の情報源(ソース)です。政府機関の発信や企業のIR情報等は、基本的には一次ソースとなることが多いです。それを参照にした新聞記事やニュースは二次ソース、さらにそれを見たブログなどは三次ソース、以降四次ソース、五次ソースといったように、情報は風下に降りていきます。

 

 情報は風上のものほど信憑性が高く、使い回されるほど発信者の意図が混ざって雑音が増えていきます。一方、有益な情報発信者は情報の信憑性が高いだけではなく、それに織り交ぜた意図や考えも有用であることが多いです。

 また、一次ソースの情報にも、隠れた意図や主張が隠れています。そのようなことを意識しながら情報のシャワーを浴びましょう。

 

 一つ、簡単に情報の信憑性を測れる指標は、ソースの記載の有無です。有益な情報発信者は、必ずその情報源を記載します。一方、あいまいな情報はソースが書いていなかったり、ごまかされていたりします。記事などを読む際は、必ずその情報源を参照しましょう。

 

 ソースがチープであれば、その発信者もチープなことが多いです。