30代の皆さん(ともっと若い皆様方)に、前回に引き続き資産運用について掘り下げていきます。

 

最初は、証券口座の開設についてです。証券口座とは、株式や債券、投資信託などの金融商品を取引するために証券会社に開設する口座のことです。生活に身近な銀行口座は銀行に開設する口座のことですが、銀行口座では一部の金融商品しか取引は行えません。銀行口座と証券口座は決定的な違いがありますが、今回は省略します。

 

 口座を開く証券口座は、いわゆるネット証券と呼ばれる、店頭販売を行わない証券会社がおすすめです。理由は以下の通りです。

 

①    手数料が少ない

ネット証券は、対面型の証券会社と異なり、店舗の管理費や販売員の人件費などの費用が少ないです。そのため、取引にかかる手数料を少なくすることが可能です。

②    取引や資金の取り扱いが便利

ネット証券は、モバイル対応等が充実しており、24時間対応など取引が便利な他、即時入金・即時出金等資金の取り扱いについても対応する銀行口座も多く、便利です。

 

 ネット証券には、SBI証券、松井証券、マネックス証券、楽天証券等いくつも証券会社がありますが、基本的には上の4つが手数料・取り扱い商品等に優れています。

 このブログでは、私がメインで使っている楽天証券と、口座開設数の多いSBI証券をおすすめさせていただきます。また、日ごろ使っているメインバンクとの提携から、上記の4証券の中から選んでみてもいいかもしれません。

 

 今話題のNISA等についても、基本的には証券口座を開設してから始めるものになります。資産運用の第一歩は、手数料の少ない証券会社選びから始まります。