いよいよ今日、3/6に2010年のJリーグが開幕しました。

こたた、かく語りき。

我らが名古屋グランパスは、アウェー戦でガンバ大阪に2-1で勝利。
リーグ随一とも言われたオフシーズン中の大型補強が功を奏しています。


主な加入選手は
DF 田中マルクス闘莉王(浦和から)
DF 千代反田充(新潟から)
MF 金崎夢生(大分から)
MF ダニルソン(札幌から)

めっちゃ充実してますよー。

FWには、日本代表の玉田圭司。彼は相手DFの裏への飛び出しや、ボールを受けてからの味方待ち。相手のプレスを複数人引きつけてからのパス。ペナルティエリアの角度のない方向からの切り込み・・・いろいろできる選手。

同じくFW。オーストラリア代表の「ジーザス(キリスト)」ことケネディ。194cmという、ものすごい長身を活かしきる方法を熟知しています。頭で競ったら負けなし。身体の当て方も上手いです。さらには長身選手に似あわず、足元のテクニックがしっかりしています。判断力も申し分なし。

MFではユーティリティプレーヤーのマギヌン。よく走り、ウィットに富んだアイデアで試合にアクセントを加えます。周りの選手の使い方も上手。90分通してまんべんなく活躍できるところがいいですね。

MF小川佳純。スピードに優れ、サイドをよく走り、中央に切り込む鋭いドリブルもあれば、早くて正確なクロスもある。08年の新人王です。

MF中村直志は、グランパスの古参です。体力の衰えは否めませんが、やはりチームのことをよく知っています。視野はチームで最も広く、言うなれば名古屋の遠藤保仁みたいな存在。まだまだ活躍が期待されます。

MFブルザノビッチはボールキープができて、ドリブルが上手くて、攻撃意識が高いので、相手にとっては嫌な選手でしょう。ポジショニングが良いうえに嗅覚もいいので、そこそこのゴールゲットも期待しています。

大分から来たMF、金崎夢生は日本代表候補の新星。体格も技術も頭脳も良いという、三拍子揃った選手。今日の開幕戦では、さっそくチームにフィットして大活躍していました。彼を止めるのは容易ではないでしょう。

名古屋古参のMF吉村圭司は、安定感があって献身的で、チームの基礎を固めるような中盤の好人材。ミスも少ないし余計なファウルもしないので、非常に安心して見ていられます。きちんと仕事をする職人ですね。

去年加入したMF、三都主アレサンドロもいます。元日本代表なのでよく知られているように、アグレッシブな選手です。やるときゃやる気合充分な精神性と、足元の技術。ポジション争いが大変でしょうが、期待しています。

DFではやはり、闘莉王でしょう!開幕戦でも改めて認識しましたが、やはり代表クラスのDFは安定感が違います。日本代表では攻め上がりのことに賛否両論ありますが、選手同士の連携がスムーズなクラブチームでの試合では、彼をカバーする戦術はすぐに構築できるでしょう。とにかく、相手の攻撃を阻む能力はさすがです。

同じく移籍してきたDF千代反田充は、新潟にいた時から僕の好きなタイプのプレーヤーでした。DFの中のDF。守備職人。彼の存在によって、シーズンを通して失点数を5~10は減らせるんじゃないでしょうか。まさに旬の選手。

サイドDFの田中隼磨は昨シーズンも十分に活躍してくれました。彼はMF小川の逆サイドで攻め上がりと正確かつ速いクロスを上げて玉田やケネディを活かせる素晴らしいプレーヤー。サイドラインぎりぎりでの彼の活躍は、他に類を見ないほど高度です。

名古屋のDFと言えば増川隆洋。大柄を活かした身体を当ててのディフェンス。相手のロングボールの撥ね返し。シュートコースを消す動き。申し分のない、信頼できるセンターDFです。

阿部翔平も欠かせないDF。活動範囲が広く、チーム戦術的には攻守の要になるので非常に重要な選手です。彼のコンディション次第でゲームが左右されると言っても過言ではありません。

竹内彬にも期待しています。DFとしてはセンターが主ポジションなので、闘莉王・千代反田と争ってスタメン入りが難しくなってくると思いますが、攻撃1:守備9くらいの超守備職人なので、途中出場で試合を収めてくれると信じています。

そして、GKは日本の守護神・楢崎正剛。年齢は確か33歳かな。選手たちの彼に対する信頼の厚さは、Jリーグでも最強じゃないですかねぇ。彼の選手としての能力ももちろん、強力なリーダーシップや燃えるような熱さがあってのこと。

さらにあと2人。スタメンじゃないけど推させていただきたい選手がいます。ひとりはFWの杉本恵太です。逆境の終盤に投入される彼の一瞬の得点能力は幾度も試合結果をひっくり返してきました。背は低いけれど、スピードがものすごいんです。気持ちも強いんです。
もうひとりは巻佑樹。高さのあるスーパーサブFWです。彼がベンチや練習で発揮している和やかな雰囲気作りは、1年を通して戦うチームの家族的な組織性の基本。彼らが控えているから、玉田やケネディの選択できる戦略が増える。彼らこそがグランパス魂だと僕は思っています。



さて、ところで・・・僕も不明な名古屋グランパスの謎があります。

ひとつは、外国人選手枠。
Jリーグでは1試合に出場させることのできる外国人選手は3名までです。(アマチュアなどのC契約外国人選手は5名ですが)
だけど、名古屋はケネディ、ブルザノビッチ、マギヌン、ダニルソンの4人が出てるんですよ・・・。去年でしたらダニルソンではなくてDFバヤリッツァで同じことが言えました。
う~~~~ん、不思議。
アジア枠って言って、AFC(アジアサッカー連盟)の国の選手なら3人+1名が許されるのは知っているんですが・・・。
・・・って、あ!ケネディのオーストラリアはオセアニアからAFCに移管したんだった!!!そういうことか。謎が解けました。(自己完結)

謎その2。
グランパスにはイケメンが多くないか?(爆)
玉田圭司でしょ。田中隼磨でしょ。ブルザノビッチでしょ。小川佳純でしょ。千代反田も人気出そうだし。ちょっと甘めに見れば楢崎さんも闘莉王も割とカッコイイですよね。(反論受け付けますw)
だいたい、ストイコビッチ監督からしてカッコよすぎますもんねぇ・・・。妖精ピクシーの異名って・・・。どこまで素敵なんですか!

他のチームにもいますよね。有名なところでは鹿島の内田篤人(オススメ)とか中田浩二。
ガンバ大阪の藤ヶ谷、加地亮(オススメ)。元浦和で清水エスパルスに行った永井雄一郎。
浦和レッズの坪井慶介、田中達也(オススメ)、鈴木啓太、都築龍太。
FC東京の石川直宏。横浜Fマリノスの中澤佑二、松田直樹。
ベガルタ仙台の平瀬智行、フェルナンジーニョ。
元鹿島でモンテディオ山形に行った田代有三と増田誓志。山形の宮沢克行、北村知隆。

・・・他にもいますよね。てか、僕の主観で挙げた人がイケメンかどうかも喧喧諤諤??www


あ、そういやー、昨日、ミュージックステーションに出てた「嵐」とパパとどっちがカッコいい?って2歳の娘に訊いたら、迷わず「ぱぱ~」って言ってたなぁ。うんうん。いい子だ。

まあ俺にとっては、1億人のイケメンよりも、ひとりの美少女のほうが天文学的に価値があるんだけどね!


いやぁ、それにしても今年のJリーグも楽しみだなぁ。
とりあえず5月中旬に南アフリカW杯の代表メンバーが発表されるので、それまでの試合は候補選手たちはアピールしまくるだろうし。おのずとパフォーマンス上がりますよね。
補強・移籍で変化した各チームが、どのようなパワーバランスになるのかも非常に楽しみだし。
J2から昇格してきたチームの健闘も見どころ。
何より、今年こそは優勝を狙えそうな我らが名古屋グランパスに期待です!!!!

みなさんも地元のチームや好きなチームを応援してくださいね。