今日は映画を観てきました。歴史上の人物が出てくる映画です。

その映画でのメッセージはおそらく、「今の日本人は自分の頭で物事を考えない。周りの情報に流され、雰囲気に流され、自分を信じて行動できていない。結局、人任せにしている。一人一人が自らの頭で考え、流されることなく自分を信じて行動していけ!」といったところがメインどころだと思います。(間違っていたらごめんなさい。)

まさに!って感じですよね。

映画の内容や流れはともかくとして、このメッセージは今に始まったことではないような気もします。

 

映画の話を少し置いといて…。今回は、僕も映画のように現代の日本人について、警鐘を鳴らしてみたいと思います。

インターネットについて。インターネットが普及し、誹謗中傷も増えましたよね。あとは、自分の世界にこもってしまう人も。外とのかかわりを断とうとする人たちですよね。

やはりこの2つがインターネットの普及については、個人的に挙げられると思います。無責任に人を傷つけることと自分の世界で完結させようとすることです。

日本人はもともと農耕民族で集団で生活することがあたりまえの生き物ですよね。集団で行動するからこそ、異質なものは排除し、集団の秩序を保とうとするのです。集団の安全の確保ですよね。なので、本能的に排除の意識があったはあったんです。ただ、人権という考えが生まれ、少しずつ理性で排除しようとする本能をコントロールしようとしてきた。それなのに、インターネットの普及で気軽に排除できるようになってしまった。せっかくコントロールしようとしたのに…残念ですよね。

もうひとつの自分の世界に入り込む話も、やはり、本能的には集団的な面が日本人にはあるのに、めんどくさいという理由から、集団から離れ、孤独の世界へ飛び込んでしまう。めんどくさいとは人間関係ですよね。確かに、人間関係にはめんどくさい面もありますが、大きな喜びを感じることができるのもこれまた人間関係からなんですよね。つまり、人との関係を断った人は、めんどくさいことがなくなったと同時に、大きな喜びを得ることもなくなったといえるのです。人との関係を断った人は、一時はほっとするかもしれませんが、いつか大きな喜びも得られなくなったということに気付きはじめ、落胆し、嫌悪感や憎悪感が増し、攻撃的になり、周りの人を攻撃するか自分を攻撃するのです。

今後、どうしていけばいいのやら…。