夏に出会った方々、 | BARACOの『東奔西走』日誌

BARACOの『東奔西走』日誌

旅好き・バイク好きなオッサンの憧れと現実、 それって愚痴かも?

こちら東北はもうすっかり秋の風情が漂ってますが、今年の夏に私が出会った素敵な方々を紹介しましょう。


あれはお盆休みも終わり、怠惰な生活が続いた為なかなか社会復帰が出来ずにいた頃、最寄のコンビニで買い物をしていた際、私は彼等に出会いました。



2台の原付で1台はAPEもう1台はスクーターの組み合わせでリュックサックに荷物満載でいかにも学生貧乏(失礼)ツーリングの装い、



ナンバープレートを見ると〔鯖江市〕とある、無知な私はこの時点で”ドコ?”である。(鯖江市の皆さん失礼)


ライダーを見ればどう見ても高校生で若い、そして、拙者話し掛けてみる。


『君ら、鯖江市ってナンバーだけどどっから来たの?』


『えっ!?鯖江市ですけど・・・・、 (  ゚ ▽ ゚ ;)


( ̄Д ̄;; いや、だから其処は何県?』


『あー、福井県です』


『えっ ( ̄□ ̄;)!! 福井県から』


詳しく聞けば、彼等高校2年の今夏まで太平洋を見た事なかったらしく、来年は受験だし、自由になれる最後の夏に仲間と太平洋を目指し旅をしてきたらしい。


先ずは名古屋に出て念願の太平洋を拝み、そこから海沿いを辿って松島まで来たそうだ、此処宮城まで辿り着いて予算と残りの休みを考慮して今度は山形から日本海を眺め南下して福井を目指すそうだ。



う~ん、おじさん泣きそうになるくらい感動しております。 (ノ_-。)


更に聞くと、出発時は3人だったそうで東京まで辿り着いた際、待ち構えていた家族に強引に1人連れ戻されたそうだ。



おじさん、深い感銘を受けジュースと弁当を餞別にとプレゼント、彼等とはそれっきりだが無事自宅に帰れたのだろうか?