この年にして、最近になってやっと、
社会人としての居場所がある気がしてきた。
そこから1年以上経ち、
ある程度、一周したなと思う。

今まで四苦八苦していた頃は、
誰かの人づてで知るものだと思ってたから
深く興味を持たなかったんだけど、
ひとつを知った(つもりになった)ことで、
他のものも知りたくなってきた。
具体的なイメージをするようになった。

これまでの聞きかじった知識を元にして、
ビジネスモデルとかなんとなく想像がつくけど、
今まで見ようと思わなかったところを、
同じように経験を積んで、知りたくなった。
他人の言葉で想像してたことを自分の手で実証したくなった。
だからキッザニアのようなおままごとに意味を感じなくて、
素のものが見れる現場にしか興味がない。
プロレスというショーじゃなくて、
生々しいドキュメンタリーを見たくなった。

取り繕ってなんとか体裁を整えるなら、
社会勉強のひとつとして、世の中というものについて、
そこにも興味を持った。と、でも言っておく。
ただ、今さらバイト先でそれをやろうとも思わない。
あくまでバイトとしての関係性だから。

遅咲きの狂い咲きって言葉があるけれど、
やる気の総量はこれまでと変わらないし、
なんなら落ちてるとも言えるぐらいで、
方向が変わってきてるというのが実感。
だからちがうと思う。
ただ、外からの見え方はそのとおりとも思う。

そういえば、
いつの間にかリアルな数字を聞くことに遠慮がなくなった。
それも実感が伴うようになったからだろうな。
夢だってそう。昔より生々しくなった。

やっと日の目を見た小刀の使い方がわかってきたので、
どこまで通用するのか腕試ししたいのかもしれない。

実行するかも成功するかもわからないし、
こんなことが理解されるとも思ってない。
この気持ちをどこに向ければいいのだろうか。
ひとまず、腹の底のヘドロを吐き出しておく。

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発想の元ネタを置いておく。


魔女から少女へ変身したかと思いきや 吉澤嘉代子 - CINRA.NET
吉澤嘉代子「変身少女」インタビュー - 音楽ナタリー



「わたしの音楽がひつじなら、わたし自身はオオカミだ」


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BGMは 吉澤嘉代子 の 赤星青星 (Al)
重ねるのはおこがましいけど、重なる部分がゼロでもない