多分私だけではないのでしょうが、

鬱になるのって真面目なタイプの人が

多いのだろうなって思います。



真面目ゆえに、自分のことを減点方式で

見てしまうんですよね。



あれもできない、これもできない、

周りの人は皆できてるのに…って。



実際私自身もそうでした。



よくよく見ればちゃんとできてるし、

何だったら周りよりも早く正確に

できてるんです。



数パーセントだけ未完了の部分があって、

そこ「だけ」を見て、できてないって

減点していってしまうんです。



その「だけ」ってのがどんどん自分の中で

割合が大きくなってしまうんですよね。

本当はほんの少しのはずなのにね。



減点部分だけがポイント5倍デーみたいな

状態って思えばわかりやすいかな。



自分で自分を追い込んでしまっている

自覚はずっとありました。



だけど、環境も大きかったかなって。



特に必要とされない環境であったり、

別に私じゃなくていいじゃん…みたいな

気持ちがあったり。



ずっと小さな会社に居たからか、

組織の中の自分のウエイトが低いことって

私には苦痛だったんですよね。



まぁ、合わないとわかっていて

飛び込んだ自分にも責任ありますけど。



わかっていたのに飛び込んだのは、

何事も経験してみないとわからないから。

ワンチャン合うかもしれないしって。



合いませんでしたけど。笑



合わなかったけど、それでもやっぱり

飛び込んで良かったとは思います。



鬱になったけど、でも鬱になったからこそ

独立することが夢から目標に変わって、

目標から現実になっているわけで。



私にとっては独立のためのスイッチ

でもあったんだと思います。



あとは、失うものがなくなったから。



立場だとか、会社員であることとか、

そこでの人間関係だとか。

全部捨てたら守るものがなくなりましたし。

そうなったら、とりあえずやってみるか

って自分で自分の背中を押せたんですよね。



あとは推しの存在ですよね。



私の推しは、自分でしかない。

私は他人は推せないってことがわかった。



自分の描いてる理想は、自分でしかない。

もっと磨かれていったらきっとそうなる。



あの人素敵だなって思ったら、どこが

そう見えるのか。自分には何が足りないか。

どうやったらそうなれるのか。



そのあたりの研究が止まっていたなって。



そこらへんも楽しみながら、

年を重ねていけたらいいかなって。



年を重ねることは苦ではないんですよね。

その年齢に応じた美しさや儚さがあって、

どの年代でも綺麗でありたいなと。



そうなるためには、やっぱ楽しんで

笑いながら過ごすのが1番ですよね。



鬱っていう物凄く暗い影に巻き込まれて、

でもそれを抜け出しつつあるわけで。



影から抜けるってことは、もうそれは

光るしかないですよね。笑



暗い部分を経験しているからこそ

人は光るものだと思っています。



傷ついた経験があるからこそ

他人に優しくできるんだと思います。



もうダメだと思ってから立ち上がるからこそ

人は強くなれるんだと思います。



まだまだ私も女性として、社会人として、

母親として、未熟ではありますが。

これから代表1年生になりますし。



たくさん経験して、ガシガシと磨いて

いこうと思います。