第1917回 N響定期公演 Bプログラム
2019年6月19日(水)7:00pm @ サントリーホール

メシアン:トゥランガリラ交響曲

 

ピアノ:ロジェ・ムラロ 

オンド・マルトノ:シンシア・ミラー
指揮:パーヴォ・ヤルヴィ
NHK交響楽団

====================================================

今シーズン最後のN響B定期は振替で今夜聴きました。いつもの席とほぼ同じエリアで聴くことができました。

 

今シーズン最後のB定期がパーヴォ・ヤルヴィのメシアンとは意外な選曲。プログラムにパーヴォの得意曲との舟木篤也氏の記載があって初めて知った次第。舟木氏が「起伏にとんだ楽しい<<トゥランガリラ>>を期待できる」と書いているようにピアノのムラロの渾身の熱演もあり非常に盛り上がった聴きごたえのある演奏でした。この種の曲を演奏する時のパーヴォの小股の切れ上がった演奏は単なる大音響の羅列ではない演奏。N響も見事に応えて演奏が進むにつれて盛り上がってきました。今夜はミュンヘンフィルコンマスのヘルシュコヴィチ氏がゲストコンマス。演奏中、ムラロ氏とヘルシュコヴィチ氏が管楽器パート、打楽器パートに睨みを利かせていた(?)せいか久しぶりに緊張感のあるN響でした。