2018年11月24日(土) 16:00開演 @ サントリーホール
ドヴォルザーク:序曲『謝肉祭』作品92
ブラームス:ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調
作品102
(ヴァイオリン、チェロ・アンコール)
ハルヴォルセン:ヘンデルの主題によるパッサカリア
ワーグナー(ウェルザー=メスト 編曲):
舞台祝祭劇『ニーベルングの指環』
〈第3夜〉楽劇「神々の黄昏」より 抜粋
(アンコール)
J.シュトラウスⅡ:シトロンの花咲くところ
J.シュトラウスⅡ:ポルカ・シュネル『浮気心』
指揮:フランツ・ウェルザー=メスト
ヴァイオリン:フォルクハルト・シュトイデ
チェロ:ペーテル・ソモダリ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
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ミューザ川崎の評判が余り芳しくなかった演目なのでどうなるか
心配しながらの演奏会でしたが、私には杞憂に終わりました。
ドヴォルザークの「謝肉祭」は華やかな雰囲気で始まりました。ブラームスのドッペルも冒頭からオケの充実した響きと二人の独奏者の美音。特に1楽章が感動的でした。ヴァイオリンとチェロのアンコールは初めて聴く曲。10分以上の曲でしたが二人の演奏が楽しめました。
後半の「神々の黄昏」からの抜粋。「ジークフリートのラインへの旅」、「ブリュンヒルデの聖なる花嫁よ(が少し)」、「葬送行進曲」、「ブリュンヒルデの自己犠牲の後半」がうまく繋げられていてメストらしいスッキリ感のあるワーグナーに会場に響き渡るウィーンフィルサウンド。堪能しました。