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昨年、サントリーホールでもチクルス演奏会が催されたラトル、ベルリンフィルによるベートーヴェンの交響曲全曲の演奏。今回レコードを聴くチャンスに恵まれました。

二日間かけて3番「エロイカ」、4番、6番「田園」、9番「合唱付き」を聴きました。「エロイカ」は1楽章をダウンロード(192kHz, 24bit)音源とも比較しましたが、違い(?)は既にいろいろな所でプロの皆さんが述べられている通りなので省略(-"-;A

 

録音や再生媒体の違いを云々するよりも演奏がとても魅力的だったのですっかりラトルの演奏をエンジョイしています。昨年のチクルスでは3番、6番、9番などを聴きましたが細かいことは覚えていません。ただ、特に9番が素晴らしかった記憶があります。今回も9番が気に入りました。ラトルの指揮姿が浮かんできました!(^^)! 「エロイカ」はスイスイ進むテンポや微妙なアクセントなどにカラヤンなどの伝統的なベルリンフィルとの演奏の違いがショックでしたが、落ち着いて聴き直すとこれも素晴らしい演奏だという事に気づきました。4番、6番、、、ともかくオケが上手い。

 

今回のレコードは以前聴いたブラームスの交響曲全集よりも聴きやすく感じました。ブラームスはダイレクトカッティングが売りでしたが、今回はある程度編集されているからなのでしょうか。ラトルの演奏もブラームスよりベートーヴェンの方が合っているように思えます。

 

結局は再生媒体がレコードかどうかと言う事よりも演奏のすばらしさをエンジョイしている自分でした。個人的には昼間よりも夜の方が集中力が増してしっかり聴けます。そして音量は大きめの方がよりライブ感が感じられました。