ＮＨＫ音楽祭２０１７
2017年10月1日(日) 15:00開演 NHKホール
マーラー／こどもの不思議な角笛
- ラインの伝説
- きれいなラッパの鳴るところ
- 地上の暮らし
- 原光
- むだな骨折り
- 死んだ鼓手
- 少年鼓手
バリトン：マティアス・ゲルネ
ワーグナー／楽劇「ワルキューレ」第1幕(演奏会形式)
ジークムント：クラウス・フロリアン・フォークト
ジークリンデ：エレーナ・パンクラトヴァ
フンディング：ゲオルク・ゼッペンフェルト
キリル・ペトレンコ
バイエルン国立管弦楽団
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注目のキリル・ペトレンコの初来日公演は今日の一公演のみチケットを買いました。です。結果は大成功!(^^)! 1階2列目中央と言う絶好の位置で聴く公演は息ができなくなるほど素晴らしいひと時でした。
ゲルネの歌う「こどもの不思議な角笛」からの７曲は通常女声やデュエットで歌われる曲もバリトンで歌うという（私には)珍しい演奏。バリトンでも違和感無くゲルネとペトレンコの息の合った演奏を夢中になって聴きました。「地上の暮らし」で迫力ありすぎの（？）子供や「むだな骨折り」で身をくねらせて歌う娘のパートなど思わずニンマリ。初めてバリトンで聴いた「原光」は貴重な体験。演奏が終了しても長い沈黙が続き緊張感に溢れた演奏でした。
後半の「ワルキューレ」は期待以上の素晴らしさでコメントは省略。目の前で聴くフォークトのジークフリートに釘付け。初めて聴くパンクラトヴァの艶やかな声のジークリンデは本当に魅力的。
全体を取り仕切るペトレンコは期待にたがわず素晴らしい指揮者でした。頂点に向かってひたすら突き進むもう最高！やはり並みの指揮者ではなかった。
これ以上、何を書いても虚しくなるだけ。11/27（月）深夜の「プレミアムシアター」の放映で再度接することを楽しみにしたいと思います。