ウィーン・フィルハーモニー ウィーク イン ジャパン 2015


2015年10月6日(火) 19:00 @サントリーホール


モーツァルト  : ピアノ協奏曲第23番 イ長調 K488

(ピアノ・アンコール) 

 シューマン:トロイメライ


チャイコフスキー: 弦楽のためのセレナード op. 48
プロコフィエフ : 交響曲第1番 ニ長調op. 25「古典交響曲」

(アンコール)

 モーツァルト:フィガロの結婚 序曲

指揮・ピアノ:クリストフ・エッシェンバッハ
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
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ウィーン・フィル ウィークインジャパン2015の第2夜。

エッシェンバッハのピアノをライブで聴くのは初めてです。

オケに向かってピアノを配置した弾き振り。オケとピアノが

一体化した聴き心地の良いモーツァルトでした。

アンコールのトロイメライは非常に遅いテンポで自分の世界に

浸りきった感じでした。


後半はチャイコフスキーの弦楽セレナーデ。ウィーンの香りが

感じられるチャイコフスキーでした。チャイコフスキーのオペラを

連想させる何ともいえない雰囲気は、やはり歌劇場のオケと

言う印象を持ちました。それだけの名演で聴いてもこの曲は

全楽章を聴くと飽きを感じるのは私個人の曲に対する

好みの問題です(-_-;)

プロコフィエフの古典交響曲はエッシェンバッハ、ウィーンフィルで

聴かなくてもなあと言うのが今夜の感想。モーツァルトの25番とか

モーツァルトを演奏して欲しかったです。


アンコールはフィガロの結婚序曲。古典交響曲の編成で

とても華やかな演奏でしたが、木管楽器と弦楽器のバランスが

悪く感じました。終盤で木管が活躍する部分が埋もれてしまった

のが残念でした。


と言うわけで今夜の演奏会は日曜日の演奏会に比べると

普通でした。