英国ロイヤルオペラ2015日本公演
2015年9月15日(火)15時開演 @ 東京文化会館
指揮:アントニオ・パッパーノ
演出:フィリダ・ロイド
美術:アンソニー・ワード
照明:ポール・コンスタブル
振付:マイケル・キーガン=ドラン
殺陣:テリー・キング
マクベス:サイモン・キーンリサイド
マクベス夫人:リュドミラ・モナスティルスカ
バンクォー:ライモンド・アチェト
マクダフ:テオドール・イリンカイ
管弦楽:ロイヤル・オペラハウス管弦楽団
合唱:ロイヤル・オペラ合唱団
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今日の午後は半休をとって「マクベス」へ (^_^.)
これも割安のチケット。1階L8ですから端ですが
とても良い席でした。2幕と3幕の間の25分の
休憩を含め約3時間の上演。楽しかったの一言!(^^)!
「マクベス」の独唱、合唱の歌の競演で耳の保養になりました。
随所に聞かれるヴェルディ節はやっぱり素晴らしい。
キーンサイドは予想より小柄でしたが十分な声量。
気が弱く神経質な面を強調したマクベスを演じていましたが、
カプッチルリのマクベスのように男らしさを感じる方が
自分の好みではあります。
夫人役のモナススティスカも高音部に硬さを感じることも
ありますが、こちらも豊かな声量で合唱を突き破って
聴こえてくる歌は期待通り。ドンジョバンニで騎士長を歌った
アチェトのハンクォーもまずまず。
グイグイと迫ってくるヴェルディを予想していましたが
意外にさらっとしたマクベスだったのは英国のお国柄でしょうか。
上品なマクベスでした。
感動と言う意味では「ドン・ジョバンニ」でしたが、今日も
オペラの醍醐味を堪能することができました。
今回のフィリダ・ロイドの演出は市販されているブルーレイ
(DVD)と同じもののようです。ところどころ”??”な部分も
ありましたが音楽の鑑賞に邪魔にならない演出なので
ホッとしました。