東京交響楽団第627回定期演奏会


2015年2月26日(木) 19:00 開演 @ サントリー・ホール


V・ウィリアムズ:グリーンスリーヴスの主題による幻想曲 
サラサーテ:   スコットランドの歌 op.34
ブリテン:    ピアノ協奏曲 op.13
エルガー:    交響曲 第1番 変イ長調 op.55


ヴァイオリン:大谷康子
ピアノ:キット・アームストロング
指揮秋山和慶
東京交響楽団

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2/11に指揮者生活50周年記念演奏会があったばかりの

秋山和義の指揮による東響 定期です。

私には珍しく1階13列目の見通しの良い席 (笑)

SKDの大柄な奏者たちに比べると小柄で若い奏者が

多いのが目立ち、大丈夫かな?と心配になるほど(^_^.)
20分の休憩を含んで9時半まで中身の濃い演奏会を

楽しみました。


残念ながらV.ウィリアムズとサラサーテは綺麗な演奏でしたが

あまり印象に残っていません。

ブリテンのピアノ協奏曲で登場したアームストロングの快演と

それにぴったりあわせた秋山/東響 の充実した演奏。

小柄で東洋系?の青年が頼りなげに登場しましたが

リズム感が良いしピアノの音色も多彩。プロコフィエフを

思い浮かべる1楽章やラヴェル的な雰囲気が感じられる

2,3楽章、リズミックな4楽章。とても聴き応えのあるブリテン

でした。ブレンデルが認めたというアームストロングの

宣伝文句もウソではなさそう。アンコール曲を自分で

紹介して弾き始めましたが初めて聴く曲(-_-;) 

長めのアンコールでしたがこれも素晴らしいアンコールでした。




エルガーの1番は線の太い一筆書きで熱気のこもった演奏。

秋山さんの丁寧な指揮も素晴らしかったです。秋山さんに

エルガーはぴったりなのかも知れません。東響 の響きも

充実していました。今週、サントリーホールは3回目でチョット

疲れ気味でしたが、演奏を聴いているうちにそんな疲れも

吹っ飛びました!(^^)!