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ベルリン・フィルの自主製作第一弾のシューマン全集を一通り

聴きました。どう言ってよいか自分の中で位置づけができていません。

ラトル、ベルリンフィルのCDにはそういうものが多いような気がします。


ラトルの演奏に触発されて交響曲2番をいろいろ聴いてみました。

セル、クリーブランド管の演奏が室内楽を演奏している

ような緻密な響きが素晴らしいことに改めて気付きました。

それから持っている事すら忘れていたカザルスは1楽章が

独特な聴きごたえがありました。

シノーポリの演奏は定盤なのでコメントの必要無し。アバドの

ライブはホールでは感激して聴きましたが以外に特徴が

ないかも、、、、。 

数あるCDの中でラトル、アバドの演奏がどこまで存在感を

主張できるか、ちょっと分からなくなっています。


写真に入っていませんが、新しい録音で予想外に良かったのは

P.ヤルヴィ、ドイツ・カンマー・フィルの演奏。



固めのスティックのティンパニの大活躍は4楽章を一層

魅力的なものにしていました。冬の来日公演が気になり始めました。


ヤルヴィとともに気に入ったのははクレンペラーの

1968年録音


クレンペラー、セル、、、、昔の巨匠は素晴らしい演奏を

繰り広げて我々を楽しませてくれたり、勉強させられたり

懐古趣味ではありませんがすごいです。