【曲目】
シューマン: 交響曲第4 番 ニ短調 Op.120
【演奏】
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー(指揮)
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
【録音】
1953年5月14日
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フルトヴェングラー、ベルリン・フィルのシューマンを今回入手した
CDとしばらく前にUniversalから発売されていたSHM-SACDを
聴き比べてみました。「田園」と同様にLPの香りが感じられる
今回のCDを聴いた後にSACD盤を聴きました。ベルリナー・
エミール・スタジオでリマスターされた原盤から作成された
SACDは筋肉質の締まった音色がなかなか魅力的です。
一度、聴き比べただけでは何とも言えない。4楽章を繰り返し
2回ずつ聴き比べました。繰り返し聴くうちに今回のCDの持つ
雰囲気と言うか空気感がより魅力的に感じられるようになりました。
レコードを聴いているような雰囲気が自分の好みにあっていました。
オーディオ評論家のような「雰囲気」とか「空気感」と言った
曖昧な表現は嫌いなのですが、それ以外にうまい表現が
思い当たりません(/ω\)
知り合いの方が係わっているからと言うことに関係なく
なかなか魅力的なCDでした。
すっかりご無沙汰して久しぶりに聴いたフルトヴェングラーの
シューマンと「田園」。依然、気づかなかった新しい魅力を
発見して改めてフルトヴェングラーの魅力を実感しています。
手元にある彼のいろいろな演奏を聴きなおしたくなる。
今回の2枚のCDはそんなきっかけとなりそうです (^-^)/