都響スペシャル「第九」

2013年12月25日(水) 19:00 開演 @サントリー・ホール


ベートーヴェン

『エグモント』序曲
交響曲第9番 ニ短調 op.125 「合唱付」


指揮エリアフ・インバル

ソプラノ:澤畑恵美
メゾソプラノ:竹本節子
テノール:福井敬
バリトン:福島明也

二期会合唱団
東京都交響楽団
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今年最後の演奏会は都響の「第九」でした。定期会員に

なっているN響はエド・デ・ワールドが苦手なのでインバルの

都響を選びました。


好調なオケと素晴らしい二期会合唱団、独唱者の力演など

レベルの高い演奏会でしたが、期待した演奏とは違いました。

コクがないと言う表現が音楽に適しているかどうか悩ましいですが

心に響くモノが感じられず 残念。最近、ティーレマンと

ウィーン・フィルの演奏を聴いたせいなのでしょうか。

あの時の音を覚えているわけは無いのですが、それでも

ティーレマンとウィーン・フィルの”コク”をひたすら追い求めて

いた自分でした。


大野、スクロヴァチェフスキ、ノリントンと毎回楽しめた

「年末の第九」でしたが今回はあっけなく終わってしまいました。


先週のバルトークであれだけの名演を繰り広げたコンビでしたが

「演奏会は水もの」と言うことを改めて実感しました。