歌劇「さまよえるオランダ人」(ワーグナー)


ダーラント: フランツ・ヨーゼフ・ゼーリヒ
ゼンタ: リカルダ・メルベト
エリック: トミスラフ・ムジェク
マリー: クリスタ・マイア
かじとり: ベンジャミン・ブランズ
オランダ人: ヨン・サミュエル


バイロイト祝祭合唱団
バイロイト祝祭管弦楽団


指揮:クリスティアン・ティーレマン
演出:ヤン・フィリップ・グローガー
ステージ・デザイン:クリストフ・ヘッツァー
衣装:カリン・ユド
照明:ウラス・シェーネバウム
合唱指揮:エヴァハルト・フリードリヒ


収録:2013年7月25日
バイロイト祝祭劇場(ドイツ)

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私には珍しく録画したばかりの映像を観ました(^^♪


こたの音楽三昧

3幕を休憩無しでの上演でした。約2時間15分が
アッと言う間に過ぎてしまい見終わった後の
充実感! ワーグナーの音楽が凄いのかティーレマンの
演奏が凄いのか。良く分からない演出に拒否反応を
示しながらも音楽に感動させられてしまった演奏でした。

終演後のピットのティーレマンも満足そう!(^^)!


昨年、代役を務めたユンがしっかりレギュラーに定着
したのは大したもの。前回はネクタイ、背広姿のでしたが
今年はもっとラフな格好のオランダ人。声は細めですが
説得力のある歌は素晴らしい。ゼンタのメルベト、
かじ取りのブランズが印象に残りました。それから
バイロイトの合唱団とオケ、とても魅力的でした。


演出に関しては、何故オランダ人でこのような演出が必要
だったのか最後まで良く判りませんでした。

昨年の上演を紹介したホームページにこんな記述がありました。
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演出のグローガーの基本コンセプトは「真の愛の尊さ」。
大量生産・大量消費という米国を中心とした戦後経済の
基本的な考え方や拝金主義にアンチテーゼ
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http://www.sponichi.co.jp/entertainment/classic_concierge/2012/219/

これを読んでもやはりこのオペラとの関係が判らない(*_*)

終演後、最後に登場した演出家他4名に盛大なブーイング、

しっかり映っていました(笑)


会場にはメルケル首相の姿を見かけました ← 無表情(笑)


冒頭に「現地の悪天候による映像の乱れあり」と言う
テロップが出ましたが、映像の乱れは無かったような、、、
(序曲後半から1幕の冒頭部分は居眠りをしたので
 その部分は未確認)