モーツァルト:交響曲第33番変ロ長調
ワーグナー :《タンホイザー》序曲
ショスタコーヴィチ:交響曲第6番変ロ短調
ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
アンドリス・ネルソンス
2013年3月8日、ベルリンフィルホール
==========================================
今朝のSymphoniaの放送。
モーツァルトの交響曲はほとんど聴かない33番。
大きな編成で現代オケの機能をフルに発揮した演奏です。
オペラのアリアを思わせる部分があったり聴きやすい曲ですが
特に魅力的な演奏と言うことではなく佳演。
タンホイザー序曲はあっけらかんとした陰影の乏しい演奏。
溜めなんかまったく無しです。マゼールのライブを聴いたばかり
なので物足りない。カラヤンの頃のBPOとはまったく違ったBPO。
それでも最後に演奏されたショスタコーヴィチの交響曲6番は
この曲の魅力が満喫できる演奏でした。ネルソンスの魅力は
このような曲で発揮されるのだと思える快演でした。
ベルリン・フィルも魅力いっぱい。ドイツ色が無くなって
ますますインターナショナルな響きのオケに思えて心配に
なります。