ブラームス ピアノ協奏曲1番


ルービンシュタイン、ライナー、シカゴ交響楽団

こたの音楽三昧

ルービンシュタインのブラームス:ピアノ協奏曲1番はメータ、

イスラエルフィルと共演した1976年の最後の録音しか聴いたことが

無かったのですが、今朝、1954年にライナーと録音した演奏を

聴いてあまりのすばらしさに唖然としました。

晩年の演奏とは全く違いピアノの音色がとても艶やかでありながら

余計な力みがまったく無くブラームスでこんな弾き方が

あったのかと驚かされます。共演のライナーの演奏もとても

見通しの良い演奏で 丁寧に作られた録音の素晴らしさを

改めて認識しました。

まさに古き良き時代の名演でした。録音も古さを感じさせません。