指揮:セバスティアン・ヴァイグレ
ハンス・ザックス:アラン・ヘルド
ポークナー:ギュンター・グロイスベック
フォーゲルゲザング:木下紀章
ナハティガル:山下浩司
ベックメッサー:アドリアン・エレート
コートナー:甲斐栄次郎
ツォルン:大槻孝志
アイスリンガー:土崎 譲
モーザー:片寄純也
オルテル:大井哲也
シュヴァルツ:畠山 茂
フォルツ:狩野賢一
ヴァルター:クラウス・フロリアン・フォークト
ダフィト:ヨルグ・シュナイダー
エファ:アンナ・ガブラー
マグダレーネ:ステラ・グリゴリアン
夜警:ギュンター・グロイスベック
管弦楽:NHK交響楽団
合唱:東京オペラシンガーズ
合唱指揮:トーマス・ラング、宮松重紀
音楽コーチ:イェンドリック・シュプリンガー
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毎度、ワンパターンのブログで恐縮ですが
マイスタージンガーをたっぷり聴いてきました。
ヴァルター役のフォークトとベッグメッサー役の
エレートがずば抜けて聞き応えがありました。
ザックスのアラン・ヘルドは本調子で無かったようで
ペットボトルの水を飲みながら頑張っていましたが
少し残念な結果。女性陣二人はピンチヒッターでした。
それにしてもお客さんは正直で演奏終了後の
拍手、ブラボーの声が出演者によって大きく違うので
順番に挨拶に出てくる歌手の皆さんを見ていると少し
気の毒に感じた事も確かです。
エレート(ff) → フォークト(ffff) → ガブラー(mf) → ヘルド(f)
午後の3時から合計1時間の休憩を挟んで5時間半の
長丁場、特に第3幕は2時間でしたがこの幕が今日の
演奏の白眉でした。3幕のフォークトのアリア、背筋がゾクゾク
しびれたり、目頭が熱くなったり、、、
コレを聴くために1幕から4時間頑張ったなんて (笑)
ヴァイグレの指揮姿はティーレマンの影響が強いように
見えてきました。あくまでも指揮をする姿ですが、、 (笑)
指揮台の椅子に浅く座って寄りかかっているところなど
本当にそっくり。
2階席正面座席前に大画面モニターが2枚取り付けられて
いて、演奏中はヴァイグレの指揮が映し出されていました。
指揮者が見えない位置で歌手たちが歌っていましたが
多分、この画面を見ながら歌っていたのでしょう。