こたの音楽三昧

昨日届いたチェリビダッケのリスボン・ライブ。
結局、夜遅くなってから聴いてしまいました。
おかげで今日は寝不足気味 (*_*;


何と表現したら良いか、中味の濃い充実した響きに
すっかり圧倒されて聴き終わった時には満足感と
心地よい疲労感が残りました。
まあ、チェリビダッケのブルックナーを聴くときは
いつも同じような事を書いているように思えますが

今回もそうでした。


特に3楽章と4楽章がゆったりで、それぞれ30分以上も
かかる演奏でしたがEMIの録音(1993年、ガスダイク
ホール)も殆ど同じ演奏時間でした。ミュンヘン
(1993年)やサントリーホール(1990年)の演奏の
記憶があいまいなのでどれがベストかは判断できません。
比較は意味が無いと思っています。


このCDは会場の響きがとても豊かに録れていてブルックナー
サウンドを満喫できます。どのように録音されたのかは
判りませんが満足のいくレベルでした。

楽章間の客席のノイズや調弦なども録音されていて

演奏会に参加している錯覚に陥ります。


なお、解説書も無いこのCDに関してネットでもあまり情報が
見つかりませんね
 ((+_+))


 録音:1994年4月23日、リスボン、ライヴ
 発売元のAUDIORは米国の会社だが既に解散