J.S.バッハ:
無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番ト短調BWV1001
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第1番ロ短調BWV1002
無伴奏ヴァイオリンのためのパルティータ第2番ニ短調BWV1004
庄司紗矢香(Vn)
録音:2010年8月 パリ ランファン・ジェジュ教会
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今年最後の音楽は庄司紗矢香のバッハにしました。
レーガーの無伴奏も入っているのですが今回はバッハのみを抜き出して
聴きました。
バッハの無伴奏と言う固苦しいイメージとは異なり、清々しくてとても
聴きやすい演奏でした。ヴァイオリンの音色の魅力を満喫でしました。
でも単に音色が美しいと言うのではなく彼女自身が良く考えたうえでの
演奏を繰り広げていると思います。テンポもかなり自由に聞こえます。
ビブラートの使い方がとても効果的。聴いているうちにこちらの気持ちも
熱くなってきます。
庄司紗矢香と言う人は大変な才能の持ち主だと思いますが、
今日はそれを改めて感じた次第です。
来年1月31日にサントリーホールでロッテルダム・フィルと協演する
プロコフィエフの2番がとても楽しみになりました。
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今年もあと数時間で終わります。家族共々無事に新年を迎えられることを
幸せに感じています。
ブログを読んで下さったり、コメントを下さる皆様、今年もお世話になりました。
ありがとうございます。皆さん、良いお年をお迎え下さい。