今年最後の大物をゲットです。ウェストミンスター・レガシーの
室内楽編。CDが59枚もあるのでずーっと悩んでいましたが
店頭で現物に触れて我慢できなくなりオークションで落札しました。
早速1枚目のシューベルト:ピアノ五重奏曲「鱒」から聴き始めました。
懐かしいスコダとウィーン・コンツェルトハウスSQの演奏が聞こえて
きました。長い間忘れていましたが、「鱒」と言えばこの演奏を
良く聴いていたことを思い出しました。演奏が終了した後に
また「鱒」が始まったので驚きました。ジャケットを見るとスコダと
バリリSQの演奏が入っていました。コンツェルトハウスの華やかな
演奏に比べると地味に聞こえますが、渋みのある演奏が魅力的で
飽きることなく「鱒」を2回続けて聴けてしまいました。
CD2のシューベルトの弦楽五重奏曲のコンツェルトハウスSQも
良かったです。シューベルトにしては濃厚な味わいでした。
これらのCDに"Natural Stereo Balance”と表記されていますが
ステレオ感を持たせているので昔モノラルで聴いたレコードより
聴きやすくなっていたのはうれしい誤算でした。
添付されている解説書の曲目を見ているだけで懐かしい演奏を
思い出し一人でニタニタしてしまうくらいの宝の山でした。
こんな全集を作る韓国は元気ですねぇ。少しうらやましい。