オーケストラ・アンサンブル金沢第29回 東京定期公演

19時開演 サントリー・ホール (C席、2階LA1-15)


こたの音楽三昧

ヴァイル:交響曲第2番
プーランク: 2台のピアノのための協奏曲 ニ短調
ラヴェル:マ・メール・ロワ


指揮 マルク・ミンコフスキ
出演 ギョーム・ヴァンサン、田島睦子(Pf)
オーケストラ・アンサンブル金沢 (OEK)

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ミンコフスキとOEKと言う組み合わせの珍しさから

チケットを購入していましたが、猛暑の中で会場に

向かうのは何となくおっくうでした。

おまけに突然親しい友達からお誘いが、、、、

で、前半は間に合いませんでした(-_-)


プーランクの2楽章後半に会場に到着して、アンコールから

聴くことが出来ました(^o^) 協奏曲のアンコールは3楽章の

繰り返しでした。初めて聴く曲でしたがなかなか素敵な曲の

素敵な演奏で全曲を聴かなかったことを後悔。


休憩の後はマ・メール・ロワでした。昔、クリュイタンス

パリ音楽院管のLPを聴いていましたが、生演奏は初めて。

バレエ版とありましましたが組曲版とどう違うのかは

判りません(恥) この演奏がとても良かったです。ミンコフスキは

熊さんのような体型でしたが、指揮自体は雰囲気の豊かな

とても音楽的な指揮ぶりでオケも十分練習を積んだ後が見え

安心して音楽に浸れました。地方のオケなのにトップ奏者は

外人が多かったのには少し驚かされました。温和しめの

演奏でもう少し元気を出しても良いように思えましたが

ミンコフスキの指示なのかも知れません。トップ奏者の

ソロも安心して聴いていられました。終曲の「妖精の園」で

バレエの大団円の場面の彩り豊かなアンサンブルは本当に

感動的でした。普段聴く機会の少ないラヴェルも良いなあと

帰りの電車の中でも頭の中にメロディーが流れていました。


あっ!アンコールはマ・メール・ロワから「パゴダの女王

レドロネット」をもう一度繰り返して演奏してくれました。

マ・メール・ロア(の一部)がもう一度聴けるなんて嬉しくなりました。


LAの最前列、中央の席で\3,000と言うのは本当にお買い得

でした。来年2月のミンコフスキが自分のオケを連れて来日する

演奏会は行く事に決定しました(笑)