何枚かCDを聴きました。
最初は先日N響定期と同じディンド、ノセダの組み合わせ
でショスタコのチェロ協奏曲1番と2番です。
SACDなので音がとても良いです。どうしてもロストロポーヴィチと
比較してしまいますがこちらは客観的な演奏。細かい感想を
書く前に何回か聴いて見たくなる演奏でした。
次はイサベル・ファウスト、アバドによるベルグとベートーベンの
ヴァイオリン協奏曲。ファウストのバイオリンはとても美しいの
ですが、この演奏でなくてもと思ってしまうのが残念。
ベルグとかベートーベンは昔からの演奏が頭に染みついているので
どうしても比較してしまいます。
特にベートーベンはいろいろ工夫しているのですが、少し考えすぎ!
ハイフェッツのように本能のままに(?)弾いている方が好みです。
と言うことで演奏を楽しみながら何かモノ足りず
最後に取り出したのがベームのブラームス2番。
何と未開封のまま放ってありました。
世間であまり評判が良くないので心配しましたが
自分にはぴったりの悠然と確信を込めた演奏は
はまりました。こういうガチッとしたブラームスは
大好きです。アルトラプソディ、悲劇的序曲も
良かったですが 2番で満腹。