最近発売されたEMIのSACDハイブリッド、やっぱり
何枚か買ってしまいました。
オイストラフ、セルのブラコンとロストロさんが加わった
ドッペル。超定盤です。また、買ってしまいました。
期待半分、心配半分で聴き始めましたが、音が新鮮に
感じられました。1969年の録音ですがオイストラフの
Vnがオケの全面に浮かび上がります。コマ近くで弾く
部分では弓がこすれる音が聞こえてきます。これは
今まで気付かなかったのでLPで確認する必要を
感じています。2曲目のドッペルもVnとチェロの
コミュニケーションを楽しみながら聴くことが出来ました。
やっぱりこの演奏が一番好きです。
Vn協奏曲をエソテリックのハイブリッドと聞き比べましたが
ベームのブラ1をエソテリックとDGで比べたときのような
大きな違いは無いように聞こえました。エソテリックに比べて
EMI方が若干Vnをクローズアップしているように感じた程度
です(1楽章冒頭から約5分間を聴いただけの印象です)。
オイストラフのブラコンはクレンペラーとの組み合わせの方が
好きと以前のブログで書きましたが、セルとの組み合わせも
十分素晴らしい事を認識しました。
結局、2回聴いてしまいました。
少なくてもこのSACDを聴く限りEMIのシリーズを買う価値ありと
危険モードの陥っています。