この曲特有の臭いを感じて聴く機会が少ない名曲ですが、
この演奏は別格かなと思っています。二人の独奏者の雰囲気の
ある演奏がこちらの心を和ませてくれるように感じました。
やっぱり格の違う巨匠だったのですね。セルのすっきりした
伴奏も良いです。

 

見開きジャケットも懐かしいです。見開きジャケット上側に
3人の写真が写っていますが、録音前、録音中、録音後との
コメントが記載されていました。”ビフォー、アフター”では
ないですが、なかなか気が効いています。時代に余裕があった
からだと思います。