
交響曲 第3番 ハ短調 作品78≪オルガン付≫
歌劇≪サムソンとデリラ≫ 作品47から バッカナール
オラトリオ≪ノアの洪水≫ 作品45から 前奏曲
交響詩≪死の舞踏≫ 作品40
バレンボイム、CSO,パリ管他
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派手な音楽を聴きたくなって取り出したこの1枚です。
評判のSHM-SACDにしては音がイマイチに感じられます。
聴きやすいですが音に芯が入っていないと感じられます。
「オルガン付き」は後からオルガンを中央に入れる為か
左右が広がっている割に中央の部分が薄く聞こえて
冒頭ではドキッとします。途中でオルガンが入ってくると
ここにオルガンを入れたかったのかと思ってしまいました。
バレンボイムの演奏はクセのない蒸留水的な演奏です。
カラヤンとか他の演奏を聴きたくなりました。
2曲目以降はパリ管との録音でこちらの方がオケのサウンドと
して纏まっているように感じました。《死の舞踏》でパリ管
初代コンマスのヨルダノフのソロが聴けますが
バランス的に大きすぎるように思えてなりません。
繰り返しでしつこいですが、このCDのクセのない演奏は
心地よいのですが、アクの強い演奏も聴きたくなります。